マイブーム?ナイブーム?みうらじゅんに倣って自分もブーム遍歴を振り返ってみた
ちょっと前のタモリ倶楽部で、「マイブーム」の先駆け、みうらじゅん氏のマイブーム遍歴が取り上げられていた。
それによれば、ゆるキャラや、カスハガ(カスな絵葉書)などの世間的に話題となったマイブームの陰で、世間から「それはナイ」と言われて全く定着しなかった、いわゆる「ナイブーム」が多数あったという。
例えば、表紙にカニが描かれた観光パンフレット、略して「カニパン」を集めて楽しむ「カニパンブーム」。
すげぇ旨そう。
田舎にありがちな、ほとんどバスや列車の本数がない時刻表、「地獄表」ブーム。
ちょっとエロ目線で海女さんをみる「AMA」ブーム。かつて海女さんは下帯以外はほぼ裸で漁に出ていたらしい(現在はウェットスーツなので、逆に露出ゼロ)。
この他にも、洋服に書いてある「英字」や、ブランドの「since19XX」に着目する「シンス」ブームなど、独特過ぎる視点のブームが多数。
その遍歴も事細かに紹介されていた。
しかし、私こと虎尾伴内だって、いちおう独自のマイブームを結構持っている人間だ。今回この場を借りて、自分のマイブームの中でも特に異質と思われるブームを、振り返ってみたい。
①ニュース番組のオープニングタイトルブーム(15歳~18歳ごろ)
高校時代、なぜかニュース番組のオープニング映像の歴史を調べるのが好きだった。
今でこそオープニングなしでキャスターが「こんばんは」と挨拶する番組が増えたが、かつて日本のテレビニュースには、「各局のCG技術の粋を集め、いかにかっこいい映像を作るか!」を競い合っていた時代があったのだ!
特にCG技術が過渡期だった80年代~90年代前半までのNHKニュースのオープニングはどれもカッコいい。(以下徐々に抑えがきかなくなる)
1993年ごろから使用されたニュース7のオープニングは、欧米のテレビ局と比べても引けをとらない出来なのだ。
しかし、このNHKのカッコいい路線に全く別のやり方でブッこんできたのが、あのテレビ朝日の「ニュースステーション」なんだけど……。
あ~もっと語りたいが、別記事にまとめることにしよう。
②チャージマン研!ブーム(22歳~24歳ごろ)
もはやこれも懐かしい。
チャージマン研!という40年以上前にTBS系列で放送していた番組が、なぜか2000年代後半からネットでカルト的な人気を誇るようになり、このアニメを素材にして作られたMAD動画に一時期大変はまってしまった。
好きが高じて、キャラクターのオリジナルソングを作ってしまうほど。3作作ったが、評判はいずれもそこそこ。
お菓子好きかい?
うん、大好きSA!
③平宗盛ブーム(第一次17歳~19歳ごろ、第二次現在)
歴史上の人物でも、特にダメ、とされる人間に共感するところのある私が、最も強い共感を寄せるのが、平清盛の息子にして、跡継ぎの平宗盛。
彼との出会いは、2005年の大河ドラマ「義経」。
鶴見辰吾氏演じる平宗盛の拗ねっぷり、ダメっぷり、ガキっぷりがとっても面白く、急速に平宗盛という人物に興味を持つきっかけとなった。
こうしてみると、我ながらカオス。比較的メジャーなものも含めてまとめると以下の通り。
7歳~11歳 日記ブーム
8歳 謎ペットショップブーム
8歳 逆さ言葉ブーム
9歳 ポケモンブーム
11歳 第一次信長の野望ブーム
11歳 第一次古銭ブーム
12~14歳 犬マユゲでいこうブーム
13~15歳 第一次QUEENブーム
13~15歳 活動漫画館ブーム
15~18歳 ニュース番組オープニングブーム
15~16歳 第二次信長の野望ブーム
16~20歳 水曜どうでしょうブーム
17~19歳 第一次平宗盛ブーム
17~21歳 第二次QUEENブーム
17~21歳 sakusakuブーム
18~22歳 木村カエラブーム
18歳 第三次信長の野望ブーム
19~22歳 ヒトカラブーム
21歳 チャージマン研!ブーム
24~26歳 第二次外貨ブーム
26~27歳 第一次女装ブーム
26~27歳 ビットコインブーム
26歳~ 声優ラジオブーム(シーサイドコミュニケーションブーム)
27歳 タモリブーム(笑っていいともブーム)
28歳 作詞ブーム
28歳~ 松本隆ブーム、第二次平宗盛ブーム、アイマスブーム
29歳 安全地帯ブーム、CCBブーム、メイドブーム、ポケモンGOブーム、第二次女装ブーム
・・・まあ正直そんなに熱が入らなかったものも含んじゃってますけどね。