虎尾伴内の手帳 ~真夏の顔を持つ男~

ただしBREEZEは鼻から通り抜ける

2019年の大河ドラマは宮藤官九郎作の「オリンピック」に決定・・・「新大型時代劇」の復活は?

2019年の大河ドラマは、「あまちゃん」などで知られる宮藤官九郎が脚本を担当し、オリンピックを題材とした作品になることがわかった。(取り上げるのが遅いw)

www.nhk.or.jp

取り上げられる時代としては、1912年、日本が初めて参加したストックホルム大会から、1936年のベルリンオリンピックでの金メダルラッシュ、1940年の幻の東京大会、そして戦中戦後の混乱を経て、1964年の東京大会を開催するまでを描くものになるようだ。

リオオリンピック総集編 2016年 9/5号 [雑誌] (週刊朝日増刊)

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今のところ決まっているのは宮藤官九郎が脚本であることのみで、主演俳優などの情報は全く入っていない。

っていうかついこの間2018年の大河の情報がやっと出だしたとこなのになぁ。

西郷隆盛 (角川文庫)

西郷隆盛 (角川文庫)

 

 

大河ドラマが近現代を取り上げるのは約30年ぶり

ちなみに大河ドラマが近現代史を取り上げるのは、1984年~86年の「近現代三部作」以来。ちなみに近現代三部作というのは・・・

1984年に放送された、日系アメリカ人の兄弟が太平洋戦争に巻き込まれて分断されていく様子を描いた「山河燃ゆ」

二つの祖国(一)(新潮文庫) (新潮文庫 や 5-45)

二つの祖国(一)(新潮文庫) (新潮文庫 や 5-45)

 

※こちらは原作の山崎豊子「二つの祖国」

 

1985年に放送された、日本の女優第一号川上貞奴を題材にした「春の波濤」

マダム貞奴

マダム貞奴

 

 

1986年に放送された「いのち」は、脚本家橋田壽賀子が自身の戦後史を題材として、1945年の終戦から、1986年の放送当時を描いた、これまでの大河ドラマでは最も新しい時代を取り上げた作品。

 

新大型時代劇の復活は?

ちなみにこの近現代三部作が放映されている間は、従来の大河ドラマ路線を望む視聴者のために「新大型時代劇」として、戦国時代や源平時代を題材とした作品が作られた。

1984年の宮本武蔵、1985年の真田太平記、1986年の武蔵坊弁慶の三作である。

私は以前から、別ブログまで立ち上げるほど「平宗盛」という歴史上の人物を推しており、常々「2019年の大河は平家で」と言ってきていたが、

munemori-taiga-project.hatenadiary.jp

2019年にもし「新大型時代劇」が復活するなら、ぜひ源平時代でやってもらいものである。

多分その際は、大河をほったらかして「新大型時代劇」の実況をするはずだ。

 

源平武将伝 平清盛 (コミック版日本の歴史)

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