虎尾伴内の手帳 ~真夏の顔を持つ男~

ただしBREEZEは鼻から通り抜ける

金額・タイプ別仮想通貨のおすすめポートフォリオ~その① 10万円編~

前回記事では100万円を仮想通貨に投じるなら、という観点で記事を書いた。

でも、仮想通貨ビギナーが100万もいきなりぶっこむわけないよねー。(1000万円いきなりブッこんだ方もいらっしゃいますが)

 

よく考えたら、僕も最初は10万円から始めているわけだし。

というわけで、金額別(10万円、30万円、50万円)と、タイプ別(積極、バランス、堅実)で、仮想通貨のポートフォリオを考えてみることにした。

また、取引所によって取り扱う通貨が違うので、出来るだけ少数(1~2)の取引所だけを使ってポートフォリオを組めるようにしたい。

とりあえず今回は最低金額の10万円からスタート。

また、タイプごとに積極型(中堅・マイナー通貨中心)、バランス型(メジャー・中堅通貨)、堅実型(メジャー通貨のみ)の3つに分けて考えることにする。

なお、この記事通りにやって損失を被っても、責任はとれません。

 

⓪ルール・考え方

メジャー・中堅・マイナー通貨の定義については、仮にCoinmarket capで時価総額ランキング10位以内の通貨をメジャー、11位以下から30位を中堅、31位~100位以内(それ以下だとほとんど価値なし)をマイナーとしておく。

日本円が直接入金できる国内の取引所で取扱通貨数が多いのはCoincheckなので、Coincheckで取引を行うものとする。

ちなみにCoincheck取扱通貨と、9/20現在の時価総額順位はこんな感じ

ビットコイン(BTC)=1位
イーサリアム(ETH)=2位
ビットコインキャッシュ(BCH)=3位
リップル(XRP)=4位
ライトコイン(LTC)=5位
ダッシュ(DASH)=6位
ネム(XEM,NEM)=7位
モネロ(XMR)=9位
イーサリアムクラシック(ETC)=10位
リスク(LSK)=14位
ゼットキャッシュ(ZEC)=19位
オーガー(REP)=29位
ファクトム(FCT)=38位

思っていたよりメジャーどころ中心だが、幅広いラインナップであることがわかる。

①積極型(中堅・マイナー通貨)

早速独断と偏見で積極型ポートフォリオを考えてみるが、上記のラインナップを見る限り、あまりマイナーで時価総額の小さな通貨がないが、選ぶならこんな感じ。
LSK、ZEC・・・各3万円
REP、FCT・・・各1万円 合計8万円

残りの2万円は暴落対応用にとっておくか、ビットコインなどのメジャー通貨に投資してもいい。

これぐらいの規模のアルトコインは、バージョンアップや、大手企業との提携ネタが出るとドーンと上がることもしばしば(その逆も・・・)なのと、通貨の当たりはずれがはっきり出てしまうのでとても難しい。

 

②バランス型(メジャー・中堅通貨

続いて、中堅(時価総額11~30位)とメジャー(10位以内)中心のバランス型。
BTC、ETH、XRP・・・各2万
DASH、NEM、XMR・・・各1万
LSK、ZEC・・・各0.5万 合計10万円

この辺が一番手広い。ビットコイン、イーサリアム、リップルの御三家には手厚くということで2万円ずつの投資となる。

ダッシュ、ネム、モネロは、今年に入ってからの伸びがすごい通貨だった。
モネロは6倍、ダッシュは30倍、ネムに至っては60倍以上である。

ちなみにリスクは40倍、ジーキャッシュは4倍

夢を見つつ、堅めのところで抑えておく布陣だ。

 

③バランス型(メジャー中心)

最後にメジャーどころ(っていうか御三家)中心の布陣を考える。

BTC・・・5万円、ETH・・・3万円、XRP・・・1万円 合計9万円

残りの1万円で、ネムとかモネロいってもいいかな?・・・程度。

ビットコイン、イーサリアム、リップルの御三家を、時価総額に応じて割り振ってみた。もう完全にガチガチである。っていうか種銭が少なすぎる。

ちなみに一貫して、各通貨の亜種としか思えない物(ビットコインのコピーでしかないライトコイン、ビットコインキャッシュ。イーサリアムから別れたイーサリアムクラシック)は無視している。

種銭が少ない中で、分散効果の利かない通貨に金をツッコむのは無意味だからだ。

④番外編

ちなみに、時価総額100位以下の超マイナーコインは投資対象から外しているが、唯一投資する価値があるコインが一つだけある。

モナーコインだ。

モナーコインは2014年に日本初の仮想通貨としてスタートした。技術的にはライトコインがベースで、ビットコインの亜種でしかないのだが、本家のビットコインが揉めてて導入できていない技術をいち早く導入してみたりして、独自の進化を遂げつつある。

現に、2017年初からの伸びは18倍になっており、さらなる伸びも期待できる。

モナーコインはCoincheckに取り扱いがないため、ここには入れなかったが、Zaifではモナーコインを扱っているので、話の種に買ってみても面白いかもしれない。(まあ、ポジショントークなんですけどね)

 

まとめ

総じていえるのは、今となっては10万円では種銭が足りなさすぎるということだ。あと、ICOへの投資も考えてみたが、今は情勢が悪すぎる。

次回は30万円だが、もうすこし考えようがあるかな。