大瀧詠一の「ロンバケ」をCDで買うべき唯一の理由(2016年１月現在)

大瀧詠一のA LONG VACATIONというアルバム(以下、ロンバケ)がある。

ご存じ「君は天然色」が収録されているアルバムであり、通常のアルバムでありながらベストアルバムのような風格が漂い、野球でいうとエースか4番打者ばっかりのアルバムである。

正直、このアルバムと、QUEENのグレイテストヒッツⅠは、一家に一枚、音楽の好き嫌いに関わらず、ぜひご家庭においていただきたいところであるが、このアルバムに関していえば、今(2016年1月)のところはCDで買った方が絶対に良い。

なぜなら、安いからだ。

音質にうるさい方は、デジタルでは音質が劣化云々・・・という向きもあるが、それはこの際置くとして、ダウンロード販売よりも、CDで買う方がはるかに安いのだ。

以前の記事で、大瀧詠一のロンバケは何度も何度も再発されていると書いた。

今のところの最新は、2011年3月21日に発売された30周年記念盤だが、リンク先をクリックして、値段を見てほしい。

2016年1月3日現在では、定価2,700円から 24%offの2,054円となっている(Amazonプライムのみ)。また、送料は無料なので、そのまま2,054円で、アルバム10曲に加え、インスト版11曲(君は天然色が2バージョン入っている)が手に入る計算だ。

じゃあ、ダウンロード販売はどうか。

これもリンク先をクリックして確認してほしいのだが、2,100円かかる。

しかも、おまけのインスト版はない。

また、「オリジナルの10曲だけでいい」というひとなら、1991年発売の「CD選書」版なら、新品で1,218円(送料無料)、中古品でも700円前後で入手できる。(中古品の場合送料有料。お住いの地域によるが、関東地方で350円なので、合計で1,050円程度。)

また、オリジナル10曲にカラオケ(ガイドメロディ入り)がついた20周年記念盤というのもあるが、こちらも今日現在で1,786円(Amazonプライム、送料無料)となっている。

昨年の12月30日に三回忌を迎えたとはいえ、未だに色あせずにCMや、テレビ番組のBGMなんかで引っ張りだこの「君は天然色」が入ったこのアルバム。

ぜひみなさんもCDで購入していただきたいと思う次第である。

虎尾伴内の手帳　～真夏の顔を持つ男～