木村カエラはいつから毒が抜けたんだろう
ふと、木村カエラがニュースになっていたのを見て、思い出してしまったので書く。
今ではすっかり丸くなってしまった彼女が、一番面白かった時期、それはやっぱりsakusakuに出ていた時期じゃないだろうか。
漢字は読み間違うし、露骨にやる気なくすし、でもそれすら魅力に変えてしまう。そんな木村カエラの出ていたsakusakuが見たくて、10年前、上京した。
しかし僕が上京初日、やっと見ることができたのは、涙でsakusakuを卒業していく、彼女の姿だった。それが僕が生で見た、唯一の「木村カエラのsakusaku」だった。
僕の状況の目的は、初日にして、消えてしまった。
そんなことがあったのが、もう10年前だと思うと、今息苦しくてたまらない。10年も経ってしまったか!
そして悲しいのが、カエラはもうすっかり大人になってしまい、instagramに可愛い画像をアップするだけの二児の母になってしまったことだ。
僕は木村カエラのおすまし顔を見るたびに、「あんた小児科を「こじか」って読んでただろ!」と言いたい思いにかられる。
今やその「こじか」に子供を連れていく母親になってしまったのだけど。
書いててキモイ文章になってきたが、どうして、彼女のオトナっぷりを見ると悲しくなるかといえば、要するに「置いてけぼり」喰らってる感がどうしても強いからだ。
2006年ごろの彼女は人間不信というか、不満みたいなものを強く持っていたと思う。しかし07年の「サマンサ」あたりから段々毒気が抜けていき、
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そして、とどめは09年の「Butterfly」だ。
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もう彼女はすっかり毒気が消えて大人になってしまった。ほどなくして、お母さんになってしまった。
なんというか、バカやってた先輩が、急に大人になって、社会とは・・・とか語りだすのを見て辛くなるような感覚なんだよなぁ。
まあ、とりあえず、アルバム出してよ!あとテレビで天然ボケなところ、出してほしいなぁ。