虎尾伴内の手帳 ~真夏の顔を持つ男~

ただしBREEZEは鼻から通り抜ける

2016年アメリカ大統領選挙~「不誠実な選挙人」がトランプを裏切り、ヒラリー逆転も!?~

(※2016/11/12 タイトル、記事内容修正)

(※2016/12/2 再修正)

意外な結果でしたね!2016アメリカ大統領「選挙人」選挙!

まさか共和党のドナルド・トランプが民主党のヒラリー・クリントンに勝つとは……

※トランプのソフビ人形。不自然な髪型を完全再現!

 

え?アメリカ大統領選挙じゃないのかって?

 

嫌だなぁ、アメリカ大統領選挙は、まだですよ?

 

今日開票が行われたのは、アメリカ大統領の「選挙人」を決める選挙ですよ?

zasshi.news.yahoo.co.jp

 

www3.nhk.or.jp

テレビ画面の下の方にずっと出てたでしょ?ヒラリー・クリントンとトランプの獲得した選挙人の数。

この人たちが、今月12月の「本当のアメリカ大統領選挙」で投票することで、ようやくアメリカの次期大統領は決まるんですよ!

 

・・・つまり、投票の場で、選挙人がトランプを裏切ってヒラリーに入れることもできるってこと。

 

アメリカ大統領選挙の選挙人たちは、事前に「○○候補に投票します」という誓約をしているだけであって、実際の投票では違う人に入れることも法律上は可能。

ただ、州法で事前の誓約通りの投票を義務付けている州もある。(実は案外ザル法で、アラスカ州などのように罰金のみでOKの州も複数ある。)

 

実際、過去には、事前の誓約と違う候補に投票(ミスも含めて)しちゃう人もたまにいたそうだ。

こうした人たちは民意を裏切る「不実の選挙人」とか「不誠実な選挙人」言われており、第二次大戦後だけで記録上は9人が存在する。

masami-kodama.jugem.jp

 

トランプは、共和党の中でも支持不支持がわかれており、もしかしたら12月中旬に行われる本番の投票で、地元の保守的、伝統的な共和党支持者から突き上げを食らって、造反者がでる…かもしれない。

 

繰り返しになるが、選挙人には誓約通りに投票する義務はないし、もし州法で義務付けられていても、投票自体はほとんどの州で有効だからだ。

 

そういう意味で、2016年のアメリカ大統領選挙は、まだ終わっていないのである。