虎尾伴内の手帳 ~真夏の顔を持つ男~

ただしBREEZEは鼻から通り抜ける

2017年ついに桃鉄(桃太郎電鉄)復活!今のうちに過去作で復習を!

個人的に人生で最も時間をつぎ込んだ三大ゲームの一角「桃太郎電鉄」が、ついに復活する。(※ちなみに残りの2つは「信長の野望」「ダービースタリオン」)

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発売時期は今冬で、ハードはNINTENDO 3DS。発売元、開発元は不明。

桃太郎電鉄は20年以上の歴史があるが、2012年以降様々な理由(東日本大震災のショック、旧開発元カプコンを吸収したコナミとの対立)もあり、原作者さくまあきら氏は、一時は「シリーズは完全に終了した」と宣言するほどだった。

しかし、今冬ついに、「桃太郎電鉄2017~たちあがれ日本~」のタイトルで復活することとなった。今作のカードはシリーズ史上最多の130種類!詳細は不明だが、妨害系、進行系カードとも、かなりリニューアルされているものと思われる。

 

新作発売前に桃鉄をおさらい

5年ぶりの新作を前に、過去作でおさらいだ。

Wii「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻」
みんなのおすすめセレクション 桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!

みんなのおすすめセレクション 桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻!

 

(※2016年10月18日現在、出品者から3,000円弱で買える。)

タイトルだけ見ると「北海道『を』移動する」ゲームだと勘違いしがちだが、「北海道『が』移動」するのだ。私が何を言っているかわからない人は、ぜひやってみてほしい。北海道、マジで動くから。

 

PSP「桃太郎電鉄16 北海道大移動の巻」
桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻!

桃太郎電鉄タッグマッチ 友情・努力・勝利の巻!

 

(※2016年10月18日現在、中古品なら2,000円ちょっとで入手できる。)

携帯ゲームで桃鉄をガッツリやりたい人はこの作品。

タイトルにもある通り、基本的には友人とのタッグマッチで、CPUキャラをやっつける!というのが売りなのだが、設定を変えれば、普通の人間1人 VS CPU3人プレイにできる。

えんま<わたし<さくまな私が教える桃鉄攻略法

過去作を入手したら、私こと、キングボンビーにやられた瞬間、キレてPSPを投げつけ壊した系男子(来年30歳)が、ざっくり桃鉄の戦略を伝授しよう。

1年目の戦略

全体戦略「赤マスを気にせず目的地に入れ!」

○4月~5月

この時期はまだ青マスでもらえる金額は少ない。もし青と黄色の両方に止まれるなら、黄色マスを優先し、カードを揃えること。

あと、赤マスでもいいから1マスでも目的地に近づくこと。

○6~10月

夏~初秋ごろまでは、青マスに止まり、キャッシュを稼ぐ。キャッシュに余裕ができ、かつ100年プレイであれば、1年目で何らかの物件を最低1件購入しておきたい。もし100年間死守できれば、最終年でボーナスがもらえる。

あと、赤マスでもいいから1マスでも目的地に近づくこと。

○11月~3月

目的地の場所にもよるが、年が明ける前には誰かが最初の目的地に到着しているはずだ。そしてそれは当然、自分自身でなくてはならない。

もし目的地に運よくはいることができたら、独占できる場合を除き、収益率50%未満の物件は無視し、残りの現金が5000万円前後になるまで物件を買うこと。

(5000万あれば、この時期の冬の赤マスでもどうにか生き残れるはず。海にはいくな。)

とにかくキャッシュが必要な序盤は、独占でもしない限り収益率30%や10%とかの物件に投資している余裕はない。金の無駄だ。

2~6年目の戦略「高収益の物件を買い漁れ!余裕があれば進行系カードを買え!」

2年目~4年目ぐらいまでは、決算が控えているのでなければ、とにかくキャッシュを5000万以下にしない(5~6年目なら1億程度)ことが求められる。しかし逆に言えば、それ以上のキャッシュは死に金だ。どんどん高収益物件、カードに投資してほしい。

5年目ぐらいになると、うまくすれば都市が独占できるようになる。ここで初めて、収益率が低い物件も買ってよい。

7年目の戦略「値上げ近いぞカード買え!!」

桃鉄では、8年目、16年目、32年目、64年目に、「ダイヤの改定」と称するカードの値上げが行われ、一気に全カードの値段が2倍になる。

つまり、値上げ直前の7年目に、カードを買いだめし、値上げに備えることが肝要だ。このハイパーインフレに対応しきれないと、死が待っている。

8~10年目ごろの戦略「ボンビーに取りつかれたら即、死と思え」

この辺りから、貧乏神の悪行が厳しくなってくる。キングボンビーに普通に結構な金額を持っていかれる。この時期からはとにかくボンビーから逃げることの重要性が高まる。

ボンビーから逃げる=とにかく目的地に近づく、ということなので、7年目に買っておいた進行系カードがものを言わせてどんどん逃げよう。

戦争ではとにかく火力が大事だが、桃鉄でのそれは進行系(急行、特急)カードなのだ。

あと、この時期になると、目的地近辺でわざと大きな出目を出し、グルグル回って目的地に入る、という作戦もとれるようになる。(青森、東京、大阪、広島、四国、博多などで有効、逆に山陰、東海は一本道なので苦労することになる。)

11年目~「『見えない貧乏神』と戦いつつ、物件を増やし、カードを買え!」

この頃には、もしボンビーに壊滅的な打撃を与えられていない限り、CPUも特急カードなどを駆使して目的地に入れるようになってくる。

そうなると、札幌で目的地に入り、喜んでいた矢先に、次の目的地が鹿児島で、九州をさまよっていたボンビー付きのCPUが、持っていた特急カードで、一気にゴールイン!当然貧乏神は自分に移り、一気に天国から地獄・・・ということもありえる。

 

ある程度軌道に乗ってからのプレイで大事なのは「単独行動をしない」ということだ。

「単独行動=見えない貧乏神がついているのと同じ」と心得てほしい。(単独行動が許されるのは、のぞみ周遊がバンバン使える末期だけ。それでもミスると大変なことになる)

他のキャラとはつかず離れず、貧乏神もなすられない、絶妙な距離を保つのだ。

 

桃鉄は一人でやろう

以上、読みづらい攻略方法を延々と書き連ねてきたが、私は桃鉄をやるときは絶対にひとりでやると決めている。なぜなら複数でやると、今述べたようなことを滔々とひとに向かって語ってしまい、周囲がヒくからだ。

ただでさえ喧嘩の原因になるゲーム、ワースト1だというのに…

また、桃鉄をやっているときの自分は人格が凶暴化しており、「○ね…○ね…」とうわ言のようにつぶやいてしまう(※友人にも聞こえている)ほどなので、私は今後も友人と桃鉄をやることはないだろう。

とにかく私は、今冬の桃鉄新作が楽しみで仕方がないが、その反面、またぶちぎれて3DS壊すんじゃないかと、今から自分自身に潜む悪魔にも、怯えているところだ。

桃鉄、またやりたいなぁ。