11月24日はフレディ・マーキュリーの没後25周年!というわけでデビュー前のフレディに注目してみた
今日11月24日は、QUEENのヴォーカリストにして、私が15年以上敬愛するフレディ・マーキュリーの命日である。
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ゾロアスター教徒である彼に、○回忌という概念はないし、没年から○年というのは決してめでたいことでもないが、とりあえず今年が25周年である。
今年はフレディ・マーキュリーのシングルコレクションが発売されたが、
- アーティスト: フレディ・マーキュリー,モンセラ・カバリエ,エリー・グリーンウィッチ,バック・ラム,デイブ・クラーク,マイク・モーラン,フィル・スペクター,ジョルジオ・モロダー,デビッド・ソーメス,ジョン・クリスティ,ティム・ライス
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僕はこっち(通称チビ箱)持ってるんで、あんまり買う意味ないなぁと思い、手を出さず。
もしフレディのQUEEN加入よりも前にやってたバンド(IBEXとか、レッケージとか)の音源をまとめたものがあれば、絶対に買うんだけど。
(Youtubeにもあるが、本当に女の子みたいにかわいらしい声。テープの回転速度の関係で若干ピッチが上がっているのかもしれないが……)
このかわいらしい声は、QUEENではほとんど聞かれることがない。
(私が昔買ったCD(多分ブート?)には、フレディがQUEENのデビュー前に変名で出した曲が入っており、とても若い歌声だった。)
考えてみれば、フレディがQUEENでデビューした時点で彼は26歳。あのボヘミアン・ラプソディでの大ブレイクが28~9歳の頃だから、同世代の内外のミュージシャンと比べてもかなりの遅咲きだ。
(ロバート・プラントは21歳、ジョン・レノンが22歳、フレディがあこがれたジミ・ヘンドリックスも24歳の時にデビューしている。)
だから、彼の20歳ごろの本当に中性的な歌声は、どこにも残っていないのだ。
ちなみに、QUEENがフレディの没後、1995年に発売した最後のアルバム「Made In Heaven」に収録されているMother Loveという曲の最後には、フレディがQUEENとしてデビューする前、1973年に「ラリー・ルーレックス」の名でリリースした「Going back」という曲が聞こえる。
この曲で聞けるフレディのボーカルはとてもみずみずしく、やっぱりデビューが遅い!と思わざるを得ない。
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※ちなみにMother Loveは、フレディが生前最後に収録した曲。最後のパートのボーカルがブライアンに代わっているのは、フレディの肺炎が進み、歌えなかったため。
こういうエピソードもあり、聴くのが辛いので、私は初めて聞いてから10年以上聴いていない。