モナコインが本当に一体どこまであがるのか考えてみた
何がドヤァじゃ!
全然予想当たっとらんじゃないか自分よ。何が「200~250円で安定する」だ?
500円超えて来とるやないか!
「歓喜で売り、悲鳴で買い」というのはよくある相場格言だが、今回のモナ暴騰を受けてみんなある意味で悲鳴を上げているこの状況は・・・買い?(錯乱)
今年に入ってから、こうした不可解な値上がりは何度か経験しているので、それらの事例と比較しつつ、今後の展開を予想してみたい。
比較対象①NEMの場合
NEMは2017年の初めには約0.4円(時価総額:約3.6億円)だった。ちなみにこのときMONAは約3円(時価総額:約1.6億円)、そして仮想通貨全体の時価総額は約1.7兆円だった。
仮想通貨の成長規模が明らかに早まったのは2017年の春からだが、それと時を同じくしてNEMも急成長を始める。
特に5月を見ると、最初約6円程度でスタートしたものが5月22日に37.6円の最高値をつけ、わずか1か月で6倍にもなっている。しかしその翌週に一時10円前後にまで値を下げるという、ジェットコースターのような展開になっている。
今でこそやや落ち着きを見せてきたが、年初の0.4円前後の水準から見ればまだまだ50倍以上に上昇したことになる。
また、時価総額全体でみても、並み居る通貨を抑えて現在堂々の第7位にランクインしており、すっかりおなじみの通貨となった。
年初時点では、時価総額でNEM:MONAはほぼ2:1の比率だったので、もしかしたらモナが年初と同様にNEMの半分の水準(約1000億円)まで上げてくるかもしれない。
ちなみにそのときの1MONAは約1850円。今となってはありそうな数字なのが怖い。
ただし、NEMとMONAには大きな違いがある。
NEMはビットコインとは全く別の新しい仕組み(POIという仕組み)の通貨だが、MONAはあくまで日本ローカルであり、ビットコインとほぼ同じ技術で作られているので、新味がほとんどないという点だろう。
もしMONAがNEMと同じようなルートをたどる場合、近い内に一旦200円前後まで下げてから、400円前後まで急反発して一か月ほど安定。しかし年末には徐々に200円へ向けて下げ、年明けから再び最高値を目指して上昇へ・・・というような感じになるだろう。
比較対象②Zaifトークンの場合
次にZaifトークンである。このトークンは7月ごろにつけた0.1円から一気に2.5円まで駆け上がったかと思えば、一時0.3円台まで急落するなど、波乱万丈であった。
今年に入ってからの週足のチャートを見てみよう。
こうしてみると、最安値となった直後に急激な上昇を見せており、急騰以前にもじりじりとした上げのあったNEMやMONAとは全然違う展開だったことがわかる。
そもそもZAIFは単なるトークンであって通貨ですらないので、MONAやNEMと比べること自体がお門違いなのだが、投機の名においてはクソも味噌もいっしょなのである。
今回のMONA騒動の余波を受けてか、一旦うち捨てられたZAIFトークンが再び上昇を見せている。自称日本海側最大のZaiferとしてはうれしい限りである。
ZAIFの場合は、8月27日にZaif取引所のスタッフが公式ツイッターで行ったツイート以降、値動きが壊れてしまった。
一方MONAにはそういったものは存在しないので、何かの材料や情報によって、急落という展開は考えにくい。(それだけに何の理由もなく下がるかもしれず恐ろしい)
結論:どうなるか、全然わからん! by(ウィー)ジャガー(けものフレンズ)
結局のところ、MONAを買ってるのは一体誰なんだろうか。今700円で掴んでいる人たちは、これをどこまで上がると思って買ったんだろう。
2016年12月の時点では、MONAコインは3円だったんだよ?