虎尾伴内の手帳 ~真夏の顔を持つ男~

ただしBREEZEは鼻から通り抜ける

約2年ぶりにICOに参加してみた件②~ICOを考える~

はい、前記事で下らないネタを挟んでしまったが、結局COMSAにも登録することにした。

もちろん、プレセールに参加するだけの力(最低購入額=10万ドル!)はないので、10月からのクラウドセールである。

あくまで自己責任だが、もしセールに参加したければ、ぜひ以下のリンクから飛んでいってみてほしい。

tokensale.comsa.io

COMSAについては、色々な記事がかかれているので、詳細はあえて省くが、一言で言ってしまえば

「ICOを支援するための日本発の(初の)仕組み」

である。

COMSAを利用した第一号のICOとして、水の宅配業者である株式会社プレミアムウォーターホールディングス、第二号としてクラウドファンディングサービスで有名なCAMPFIREが予定されている。

今回販売対象になっているのは、COMSA上で利用できるトークン(CMS)であり、このトークンを使えば、最低5%のプレミアムがついた形でICOに参加できることになっている。

あと、先日急騰と急落を繰り返したZaifトークンも、CMSの購入に利用できるようになっており、こちらは購入時に2%のプレミアムがつくことになっている。(つまり、zaifトークンでCMSを買ってICOに参加すれば、最低7.1%お得ということになる)

 

乗るしかない、このビッグウェーブに

先日のZaifトークン騒動の発端は、イケダハヤト氏がZaifトークンを買い煽ったことだったが、彼は今年に入って急速に仮想通貨に傾倒し始めている。

www.ikedahayato.com

既にかなりのICOに参加していて、短期間でよくもまあこんなに勉強したなあ、やっぱり金の匂いに敏感な人は違うなあと思う。彼にはファンが多いので、どんどん煽っていただいて、多くの人々(の資金)を仮想通貨(特にZaifトークン)に流入させてほしいとおもう(暗黒微笑)。

 

ICOなんて寄付の延長?

だがちょっと待ってほしい。イケダハヤト氏も記事に書いている通り、ICOには残念なプロジェクトも多数存在する。

2年前にあんだけ煽られていたGEMZは、取り扱い可能な取引所すら無くなり、完全にゴミと化した(かろうじてCounterpartyでほんの少しだけ売買されているらしいが)。

 

また、フルタイムビットコイナー(要するにビットコインのことだけ考えてる人)になって3年のKoji Higashi氏が、過去3年のICOについて調べたところ・・・

btcnews.jp

調査対象としたICO48件(調達金額がわからないものや、プラットフォーム系(Etherium、Lisk、Waves)は除外したそうだ)のうち、まともにプロジェクトが動いているのが3件、主要な機能を備えた試行アプリまでを公開しているのが7件、ごく一部の機能のみつかえるのが11件、全くアプリが完成していないものが27件という結果に終わっている。

 

要するに、半分以上が失敗しているのだ。

 

しかも、まともに動いている3件をざっくり紹介すると

・Spells of Genesis
→トークンを使ったゲーム(Crypt Currency Magagineが推してた記憶あり)

・Lykke

→仮想通貨によるFXプラットフォーム?(聞いたこと無い)

・vDice

→要するに仮想通貨建てのネットカジノ(これもCCMが推してた記憶あり)

ゲームとかカジノばっかりである。Storjや、Augerも、完全なアプリはまだできていないという状態だが、リターンはすんごい。要するに内容なんてどーでもいいのだ。

 

もう、株のIPOといっしょで、とにかくICO=儲かるという状況になってしまっている。仮想通貨「バブル」といわれるゆえんだ。

この仮想通貨「バブル」については、私なりの持論がだんだん浮かんできたので、別の記事で書くことにする。

 

結論

僕のリファラルリンクからCOMSA買って♥