虎尾伴内の手帳 ~真夏の顔を持つ男~

ただしBREEZEは鼻から通り抜ける

好きなミュージシャン好きな理由(わけ)~第4回 東京事変~

すっかり間が空いてしまったこのコーナー。第4回目は椎名林檎率いる東京事変がテーマ。

もう解散して3年になるのね・・・。次の閏年で4年。早い・・・。

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 東京事変とは

東京事変は当初、椎名林檎のバックバンドとして結成されたものの、ソロ活動を終了させた椎名林檎が、今後は東京事変の一員として活動していく意思を固めたことで、本格的な活動を開始した。

デビューシングルは2004年9月に発表された「群青日和」で、翌月に2ndシングル「遭難」も発表した。11月、満を持してファーストアルバム「教育」をリリース。

順調な活動を見せていた矢先、サウンドの中核的な役割を担っていた鍵盤の H是都M、六弦の 晝海幹音が2005年6月を以て脱退。

http://ord.yahoo.co.jp/o/image/SIG=11ooclhne/EXP=1448286995;_ylc=X3IDMgRmc3QDMARpZHgDMARvaWQDQU5kOUdjVHg0X3cyYm5XRHV4enlxaFJaSjhVaXlFTW1vZFJUNGxOQ1RMTUptejRURnpDSFhiRElLdDBYRlEEcAM1cG1kNXJXMzVibTU2Wi56BHBvcwMxBHNlYwNzaHcEc2xrA3Jp/**http%3a//swingin.jugem.jp/%3fimage=151(←晝海幹音)http://plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/36/51/14943651/16.jpg(←H是都M)

二人の後任として加入した浮雲と伊澤一葉は、2006年の2ndアルバム「大人(アダルト)」ではプレイヤーに徹していたが、2007年の3rdアルバム「娯楽(バラエティ)」では、椎名林檎が作詞と歌に専念したことから、浮雲、伊澤の2人でほとんどの作曲を行うことになる。

その後は椎名林檎のソロ活動再開により、しばらく活動休止状態だったものの、2010年に実に2年半ぶりとなる4thアルバム「スポーツ」でバンドは復活を遂げる。全曲スポーツに関することをテーマにした、一種のコンセプトアルバムとなった。

2011年、2月にドラムの刃田綴色が酔った末の暴力沙汰で警察に逮捕。これをうけて、シングル「空が鳴っている」の発売は延期、バンド自体も活動自粛に追い込まれる。

しかし5月には延期していたシングルも発売され、翌月にはアルバム「大発見」が発売された。加えて同年の紅白歌合戦には椎名林檎名義ではあるが、初出場を果たす。

2012年1月、東京事変は同年の2月末を以て、解散することを発表。

解散に先立ち、最後のミニアルバム「color bars」を発表。メンバー全員による曲が持ち寄られ、初めて刃田綴色がボーカルを務めた。

そして、2012年2月29日、4年に一度の閏日に、日本武道館でのライブを以て、東京事変は解散した。

 

東京事変との出会い

私が東京事変を始めて意識したのは2005年ごろにNHKで放送された、あるドキュメント番組がきっかけだったと記憶している。時期は晝海幹音とH是都Mの脱退直前だった。

なぜか事変メンバーの3人(林檎、亀田、晝海)が東京見物する模様が延々と放送されており、特に印象的だったのが、あの椎名林檎が思っていたよりずーっと「普通」だったことだった。

彼女自身、怖いイメージを抱かれていたことは自覚していたようで、「私のこと『魔法使ってそう』とか『怖い』と思ってる人が未だにいて…」と国技館へ向かうバスの車中で笑いながら語っていた。

しかし、その後は1曲1曲は「いいな」と思うものの、当時はQUEEN一辺倒だったことや、メンバーの交代によりパワーが落ちた、という風評を聞いてしまったことから、しばらくスルーしてしまっていた。

その後2007年ごろ、「キラーチューン」をきっかけに本格的にはまるようになり、アルバム「娯楽(バラエティ)」を買いに行くことになる。

娯楽(バラエティ)

娯楽(バラエティ)

 

その後は過去のアルバムも遡って聴くようになり、ハマっていくことになるが、彼らのライブに行けなかったことだけが、大きな後悔として、残っている。

 

超個人的好きなポイント

・日本のバンドとは思えないオシャレで凝ったサウンド

・椎名林檎の声と、他のメンバーの声の相性のよさ

・曲を聴くとドラマが容易に浮かぶところ(たまに意味わかんない曲あるけど)

・曲の引き出しの多さ

 

東京事変「この一曲」

ファーストアルバム「教育」から「入水願い」

入水願い

入水願い

 

結局おどろおどろしいじゃないか!

ただ、この曲のライブバージョンが非常にカッコよくて、学生時代に男なのに裏声で真似したもんだった。(私の特技は裏声。裏日本一の裏声男なのだ。)

「♪人違いじゃなーいかしらぁーあー(白目をむきながら)」