好きなミュージシャン好きな理由(わけ)~第3回 木村カエラ~
早くも第3回目を迎えました当コーナー。なんかだんだんトリビア探しが苦しくなってきたこのコーナーですが、今回は木村カエラを取り上げたいと思います。
さて、早いもんで彼女もデビューから11年、しかも三十路で二児の母。2010年に瑛太と結婚したときにはショックでやや壊れました(言い過ぎ)。
当時、アイドル的なものを忌避しつつ、一方で欲していた自分にとって、かわいらしく、カッコよさもあった木村カエラはピンズドな存在でした。
木村カエラとは?
木村カエラは1984年、東京都足立区月島にて、日英のハーフとして誕生。「カエラ」という名前は本名。
カエラは幼い頃から歌手になることが夢だったが、彼女のキャリアのスタートは、音楽とは全く異なるモデルの世界だった。
カットモデルなどを経てファッション雑誌「SEVENTEEN」のモデルとして活躍した彼女は、2003年、ようやく音楽に関わる仕事を始める。音楽番組「sakusaku」のMCだ。
彼女はこの番組をきっかけに、すぐデビューできると考えていたようだが、
世の中甘くない。
と屋根の上でおよそ音楽番組らしくないゆるい企画をこなすばかりで、当時のカエラは徐々に不満を募らせていく。
とうとう番組プロデューサーにデビューを直談判したカエラは、2004年、シングル「level42」を引っ提げ、ついに念願のメジャーデビューを果たすこととなる。
- アーティスト: 木村カエラ
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2004/12/08
- メディア: CD
- クリック: 23回
- この商品を含むブログ (255件) を見る
翌2005年には「リルラリルハ」が大ヒットするなど、乗りに乗っていたが、彼女自身はのちにこの時期を「誰も信じられず辛かった」と語っている。
実際、頭の両サイドを刈り上げたスタイルで登場する(あとダメパーマ)など、アイドル的な扱いをされることへの抵抗のようなものが見てとれる。
2006年にはデビューのきっかけとなったsakusakuを卒業。その後2009年には結婚式の定番ソングとなった「Butterfly」を発表。元々友人の結婚式のために作った曲だったため、当初はライブ中に感極まって歌っている最中に泣き出してしまうこともあった。
2010年には俳優の瑛太と結婚。現在では二児の母としてインスタにどハマりしながらもマイペースな音楽活動を続けている。
超個人的好きなポイント
・デビューシングル「Level42」の『自分らしくいるのが怖いなら、誰かのフリをしたっていいじゃない!』という詞が、世の中に逆らっていてカッコいい。
・可愛い時期を滅茶苦茶なヘアスタイルで棒に振っちゃうところ。
・リルラ・リルハの次のシングルに、クッソ渋いBEATを持ってくるところ。
・世の中の期待に逆らい続けてなお、成功しているところが好き。
・最近はなりを潜めたけど、初期の粗削りなパワーのある歌い方が好きだった。
・小児科を「こじか」と読むところ
・タメ口姫
木村カエラ「この一曲」
ベタだけど2ndシングルのhappiness!!がいい。
本物の友人たちと撮ったPVも本当に楽しそうで、見ても聴いてもhappinessが伝わってくる一曲だ。
♪今日を乗り越えられたら、明日だって同じはずでしょう!
木村カエラトリビア集
・(これ有名)ゴールデンボンバーの鬼龍院翔は高校の同級生だが、ほとんど喋ったことがないらしい。
・デビュー当時のメディア評は「女毒蝮三太夫」だった。
・お母さんの名前は「くみ子」だが、sakusakuでなぜか「大怪獣くみ子」というあだ名がつけられた。
・モデル時代に「水着にならないか」と誘われたことがある。